「0系」から50年以上…新幹線製造4000両を達成した日本車両製造の展望

リニア開発に弾み

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4000両目は東海道新幹線の主力「N700A」(奥は0系)
 日本車両製造は、新幹線車両製作4000両を達成した。1964年に“夢の超特急”と呼ばれた東海道新幹線向け「0系」を製作。以後50年以上にわたって新幹線車両を製作し、業界初の累計4000両に到達した。五十嵐一弘社長は「日本の旅客輸送の重要な役割を果たす新幹線システムの一翼を担うのは誇り。今後もより良い車両づくりに努めたい」と語った。

 同社豊川製作所(愛知県豊川市)で記念式典を行った。4000両目は東海道新幹線の主力の「N700A」。今後、N700Aの製造を終了し、JR東海が20年夏に投入予定の「N700S」の受注を目指す。

 五十嵐社長は「N700Sは初の新幹線O系、時速270キロメートルを達成した300系に続く大きなエポックになる。リニア中央新幹線の開業に向けた超電導リニア車両の研究開発にも積極的に取り組みたい」と意気込んだ。

日刊工業新聞2019年8月5日

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