大日本印刷は、フェンシングや車いすフェンシングを疑似体験できる「スマートフェンシング＝写真」を開発した。柔軟性のある剣を使い、経験や年齢を問わず楽しめる。費用は個別見積もり。道具や機材のレンタル費用は１０万円（消費税込み）から、イベント運営費用も含むと３０万円から（同）。スポーツ関連のデジタルコンテンツなどの提供で２０２２年度までに１０億円の売り上げを目指す。

　剣の先端にはセンサーが内蔵されており、導電性のあるジャケットに触れるとセンサーが反応して得点が入る。得点情報は通信を介してスマートフォンやタブレット端末に送信でき、審判機を使わなくても楽しめる。複数での対戦も可能で、さまざまな場所や対戦方法で利用できる。