「レッツノート」の検品時間が3分の1に、パナソニック子会社の威力

 パナソニックは17日、ベルギー子会社のゼテスの技術を活用し、ノートパソコン「レッツノート」を生産する神戸工場(神戸市西区)の倉庫内作業を効率化したと発表した。

 部品に貼り付けた複数のバーコードを、カメラで一度に読み取るシステムを導入し、検品作業時間を従来の3分の1に短縮した。同工場の実績を踏まえ、7月から物流事業者向けに同システムの外販を始めた。

 作業台に固定したカメラの下に部品を置くだけで部品に付いている複数のバーコードを一度に読み取る。従来は作業者がバーコードリーダーで、一つ一つ読み取っていた。

 子会社のゼテスは物流や小売り事業者の業務を効率化するさまざまなシステムを手がけており、パナソニックが2017年7月に完全子会社化した。

 神戸工場は生産ラインに積極的にロボットを導入し、スマートファクトリー化を進めている。19年秋にはゼテスの他のシステムを活用し、パソコンの配送状況を見える化する予定。生産に加え、倉庫や配送でも効率化を進め、パソコン事業の収益強化につなげる。

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日刊工業新聞2019年7月18日

  

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