ブランド品の真贋、AIが数秒で判定

コメ兵が年度内に導入

 コメ兵は、人工知能(AI)を活用し、中古ブランド品の真贋(しんがん)を判定するシステム「AI真贋」を2019年度内に導入する。当初は今春の導入を予定していたが、使用時のマニュアルづくりや教育などが予定より遅れているため、延期した。システムはほぼ完成しており、「名古屋本店本館」(名古屋市中区)や「新宿店」(東京都新宿区)といった大型店から導入する。

 AI真贋はブランド品をカメラで撮り、その画像を基にAIが偽物か本物かを判定する。鑑定士がルーペで判定する時間は5分程度かかるが、それが数秒で済む。精巧な偽ブランド品が急増する中、真贋判定を短時間、高精度にできるシステムとして買い取り店舗に導入する。システムが対応するのは「ルイ・ヴィトン」のバッグ、財布、小物のみで、順次、対応する商品、店舗を増やす。

 同社は偽ブランド品の急増を受け、2018年4月にAI真贋の開発を始めた。査定業務効率化のほか、鑑定士育成カリキュラムを短縮する。海外を含めた店舗拡大の加速にもつなげる。

日刊工業新聞2019年7月12日

  

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