ペットボトルのラベルを綺麗に剥がせる装置!リサイクルに活用

第一鈑金が新機種開発

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ペットボトルを破砕せずにラベルを剥離する「ボトルフレンド LSE」を開発
 第一鈑金(横浜市都筑区、広瀬久和社長、045・471・5225)は、ペットボトルのラベルを自動で剥離する装置「ボトルフレンド」シリーズの新機種「LSE(ラベルセパレーター)」を開発した。従来機種と異なり、ボトルを破砕せずにラベルを剥がせる。価格は250万円程度(消費税抜き)。ペットボトルの回収業者、ボトルを材料としてリサイクルして使う事業者などに売り込む。

 販売目標は未定。受注後の納期は2―3カ月。既に受注を始めており、顧客企業への提案を進めている。

 装置は円柱型の「外筒」とその内側に回転式の8角柱型の「内筒」を配置した構造で、内筒にはラベル剥離用の刃を設けた。

 外筒と内筒の間にベルトコンベヤーなどで運ばれた500ミリリットルのペットボトルを上から落とし、内筒に設けた刃がボトルを砕くことなくラベルを剥がす。1時間に処理できるボトルの量は100キログラム程度。

 ボトルフレンドシリーズの既存機種には、1分間に1800回転するブレードでラベルを剥離する「Lカッター」などがある。だが従来品の場合、ラベルだけでなくボトルも細かい破片になる。

 廃ペットボトルはボトル回収業者が圧縮し、ボトルを材料として使う事業者に売却するが、破砕されていると取引できないケースもあるという。新装置はボトルを破砕しないため、より多くの業者に提案できる。

 第一鈑金は板金加工を主に手がけ、エレベーターや空調機といった分野の各種部品設計、製作、販売を扱う。図面から自社で作製できる設計ノウハウや加工技術を生かしてペットボトルのリサイクル分野に進出しており、関連装置の拡充でさらに販売促進を図る。

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日刊工業新聞2019年6月28日

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