ウーバー向け専用車、ボルボが生産する自動運転車とは?

数年内に数万台規模に

 スウェーデンのボルボ・カーズは13日、自動運転に対応する量産車の生産を始めると発表した。第1弾として米ウーバー・テクノロジーズと開発した自動運転車両を生産する。当面市販はせずウーバー向けの専用車とする。生産開始やウーバーに供給する時期は明らかにしていないが、数年内に生産を数万台規模にするという。

 ボルボのスポーツ多目的車(SUV)「XC90」をベースに、ウーバーが開発した自動運転システムを組み込む。緊急時にステアリングやブレーキを制御し車両を停止できる設計とした。将来はウーバーのネットワークと連携するなど自動配車サービスを提供できるようにする。

 ボルボ・カーズのホーカン・サムエルソン社長兼最高経営責任者(CEO)は「今後5年以内にボルボが販売するすべての車のうち3分の1が完全自動運転車になると予想する」とコメントした。

 ボルボとウーバーは2016年に自動運転の共同技術開発の契約を締結し、試作車を開発。18年3月に米アリゾナ州で自動運転の試験走行中に歩行者をはねて死亡させる事故が発生、試験走行を一時中断していたが安全対策を強化し後に再開していた。

日刊工業新聞2019年6月14日

  

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