送風なし、赤外線を使った寝室用エアコンの仕組み

フジタと長府製作所が発売

 フジタは長府製作所と共同開発した寝室用パネルエアコン「眠リッチ」を発売した。一般のエアコンと異なり赤外線を利用したフジタ独自開発の放射冷暖房システムを採用し、睡眠時に静かで風が気にならない最適な室内環境を提供する。6―8畳向け。オープン価格で工事費と消費税抜きの想定価格は約35万円。マンション、一戸建て住宅、ホテル、医療福祉施設に提案し、初年度200台以上、2021年度3000台の販売を目指す。

 高い熱エネルギーをもつ空気をゆっくり放出する「ハイレンジ・薄型ヒートポンプエンジン」に、熱エネルギーを赤外線に変換する「サーモテックファイバーパネル」を組み合わせた。同パネルは独自開発した特殊繊維で編んだ布を採用し、結露が発生せず、ベッド上の全体を均一に冷暖房できる。

 風を利用せずにムラなく温度管理でき、低音ファンにより静かな運転音を実現した。風、音を抑え、不快なストレスも低減する。

 風で空気を撹拌しないためフィルターの掃除回数が減り、メンテナンスも容易だ。

日刊工業新聞2019年6月13日

  

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