SIM1枚で通信網切り替え、5G見据え実験開始
インターネットイニシアティブ(IIJ)と東京大学は、1枚のSIMカードで、公衆の携帯電話通信網とプライベート網を自動で切り替えするための実証実験を始めた。両エリアを行き来する際に無線網を切り替える「ハンドオーバー」を実証。実現すればスタジアムや商業施設など大規模施設などで、特定ユーザーのみ接続する秘匿性の高い通信網を構築できる。実証は2020年3月末まで行う。
IIJと東大は、公衆のLTEネットワークと自前で構築したネットワーク間を自動で切り替えられるSIMを開発し、複数端末にSIMを実装した上での実証を始める。実証では、IIJが構築した公衆網と、東京大学大学院情報学環の中尾彰宏研究室が構築したプライベート網を活用する。第5世代通信(5G)に応用できるかも検証する。
IIJと東大は、公衆のLTEネットワークと自前で構築したネットワーク間を自動で切り替えられるSIMを開発し、複数端末にSIMを実装した上での実証を始める。実証では、IIJが構築した公衆網と、東京大学大学院情報学環の中尾彰宏研究室が構築したプライベート網を活用する。第5世代通信(5G)に応用できるかも検証する。
日刊工業新聞2019年6月7日