機械学習を高速化、GPU最大10個搭載の専用サーバー開発

 デル(川崎市幸区、平手智行社長、044・556・4300)とEMCジャパン(東京都渋谷区)は4日、機械学習専用サーバー「DSS8440=写真」を発売したと発表した。機械学習を高速化するアクセラレーターとして、米エヌビディア製の画像処理半導体(GPU)「テスラV100」を最大10個搭載できる。

 価格は約1940万円(消費税抜き)から。最小構成は、サーバー本体に米インテル製プロセッサーを2個搭載し、テスラV100を4個搭載したモデル。基本ソフト(OS)は実装しない。

 DSSシリーズは従来、一部の大規模システム向け専用モデルとして個別に提供してきたが、今回のGPU搭載モデルは規模を問わずに1台から販売する。

 DSS8440はシステム全体として機械学習に最適化。内蔵ストレージのボトルネックを解消する最大10個の「NVMe SSD」や、プロセッサー間の高速なデータ転送を実現する相互接続技術「インフィニバンド」などにより多様な用途に使えるようにした。

 さらに冷却と排熱にこだわった設計とし、GPU10個の構成でインテル製プロセッサーの上位モデルを2基選択した場合でも、一般的なサーバー製品と同じ室温35度Cの動作環境で稼働できる。

日刊工業新聞2019年6月5日

  

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