iPhone不振でジャパンディスプレイが3カ月工場休止

稼働はほぼゼロ…。

 ジャパンディスプレイ(JDI)はスマートフォン向け液晶パネルを生産する白山工場(石川県白山市)の操業を6月から3カ月休止する。大口顧客の米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売不振で工場の稼働率が大幅に低下し、経営危機の主因となっていた。今回の措置で固定費を最小限に抑える。

 白山工場は6―8月に休止する。9月から再稼働する方向で調整しているが、今後の受注次第で計画変更の可能性もある。アップル向けの生産はいったん茂原工場(千葉県茂原市)に集約するが、茂原工場の受注状況も白山工場の稼働再開時期に影響を与えそうだ。

 白山工場は2016年末に稼働した最新工場で、主にアイフォーン向け製品を生産してきた。建設費用の一部をアップルから借り、その返済が重荷になっていた。足元の稼働率はほぼゼロとみられる。両社は返済の一部猶予と発注増に向けた協議で合意したが、実際にJDIの受注量が増えるかは不透明だ。

日刊工業新聞5月31日(エレクトロニクス)

  

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