空中に大型映像を表示するディスプレーの仕組み
三菱電機が開発
三菱電機は空中に高精細な大型映像を表示する「空中ディスプレー」技術を開発し、一般向けに15日、公開した。従来技術に比べ、約2倍の明るさで映像を表現できる。映像の中を人がくぐり抜けることが可能で、公共施設での道案内やイベント会場での演出など、幅広い用途展開を見込む。2020年度以降の実用化を目指す。
同日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された展示会に出展した。同社は空中ディスプレー技術を16年に初めて発表した。光を入射した方向に反射する特殊なシートなどを組み合わせ、映像が空中に浮かんで見えるようにする。
新技術では、表示源のスクリーンを液晶ディスプレーから高精細な発光ダイオード(LED)ディスプレーに変更。シートの高性能化なども進め、高精細化を実現した。古田克哉関西支社長は「混雑した会場でもレイアウト変更などが柔軟にできる」と期待を込めた。
同日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された展示会に出展した。同社は空中ディスプレー技術を16年に初めて発表した。光を入射した方向に反射する特殊なシートなどを組み合わせ、映像が空中に浮かんで見えるようにする。
新技術では、表示源のスクリーンを液晶ディスプレーから高精細な発光ダイオード(LED)ディスプレーに変更。シートの高性能化なども進め、高精細化を実現した。古田克哉関西支社長は「混雑した会場でもレイアウト変更などが柔軟にできる」と期待を込めた。
日刊工業新聞2019年5月16日