商社が“5G向け半導体”事業?

住商などがシリコンフォトニクス半導体の受託製造

 住友商事と住友商事九州(福岡市博多区)は、ジャパンセミコンダクター(JSC、岩手県北上市)と共同で、シリコン基板上に光素子を形成するシリコンフォトニクス技術を活用した半導体の製造受託を月内に始める。国内の製造拠点でシリコンフォトニクス半導体の製造を受託するのは、初めてという。住友商事では2025年度にシリコンフォトニクス事業で約20億円程度の売上高を目指す。

 スーパーコンピューターや第5世代通信(5G)など、大容量のデータを高速で送る光通信網の高度化ニーズが高まっている。

 住友商事九州はJSCと共同で、15年にシリコンフォトニクス半導体の開発・試作に着手。住友商事九州が通信メーカーなどからの委託を受け、JSCが光の受信や発信、変調に関わる素子を搭載したシリコンフォトニクスの開発・製造を実施した。世界最高水準の性能を持つ受光素子の試作にも成功した。

 住友商事九州が販売窓口、製造をJSCが担う。

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