家電の説明書“スマホで管理”がお得な理由

凸版印刷、ウェブサービス「IEMANE」開始

 凸版印刷は、家電や住宅設備の取扱説明書などを管理するウェブサービス「IEMANE(イエマネ)」の提供を始めた。使用中の製品をバーコードや2次元コード「QRコード」の読み取りや品番検索により登録すると、同サービス内で取扱説明書の閲覧や故障時の問い合わせができる。基本使用料は無料。2025年までに会員登録者数50万人、関連受注を含め20億円の売り上げを目指す。

 利用者はスマートフォンやパソコンで説明書などを簡単に管理できる。説明書を保管したり、必要になった時に探したりする手間を省ける。5月には、スマホ向けアプリケーション(応用ソフト)を配信する。

 また、登録した製品の保証期間や標準使用期間の終了、リコール(無料の回収・修理)対象になった場合の必要な情報を知らせる機能を6月に開始する予定。

 消費者を中心に会員数を増やして影響度を高めながら、メーカーへ売り込む。何を何年使用しているか、といった消費者の所有状況に応じて効果的に情報発信できる点を訴求。家電や住宅設備メーカーから情報発信料や配信手数料を得る。電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」とも連携し、イエマネ利用者の行動圏内にある家電量販店などの情報を配信、広告料などを得る計画だ。

日刊工業新聞2019年4月12日

国広 伽奈子

国広 伽奈子
04月16日
この記事のファシリテーター

取り扱い説明書ほど、保管方法に困る&必要な時になかなか見つからなくて困る冊子はありません(体験談)。便利になってマーケティングの材料にもなるのは面白い仕組みだと思います。

この記事にコメントする

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。