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洗濯機と電子レンジの需要が世界で伸びている

日本電機工業会「白物家電5品目の世界需要調査」
 日本電機工業会(JEMA)が20日発表した「白物家電5品目の世界需要調査」によると、2011―17年にかけて洗濯機と電子レンジの平均伸長率がそれぞれ1・9%増と最も高く、需要が増加傾向にあることが分かった。洗濯機は中国・インドや欧州などほぼ全ての地域で需要が伸びたほか、電子レンジは中南米・アフリカ・中東で17年に前年比10%以上伸長した。

 そのほか3品目の需要の平均伸長率はエアコン1・7%増、掃除機1・1%増、冷蔵庫0・7%増だった。地域別ではフィリピンやベトナム、タイなど東南アジア7カ国で需要の平均伸長率が高く、日本・北米・西欧やBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に比べて5品目の需要が伸びていることも明らかになった。

 今回の需要調査は62カ国・地域の公式統計(生産・輸出・輸入統計)の調査と、調査会社が収集した情報を分析した。

日刊工業新聞2019年3月21日

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