マグネシウム合金採用のドローンの性能

石川エナジーリサーチが測量向けに開発

 石川エナジーリサーチ(群馬県太田市、石川満社長、0277・46・8155)は測量や空撮向けに、1回の充電で50分以上の長時間飛行が可能な飛行ロボット(ドローン)を開発した。本体にマグネシウム合金を採用し、剛性の向上と軽量化を実現。バッテリー充電器などをセットにした価格は90万円(消費税抜き)。10月に販売する計画で、年間200台の販売を目指す。

 開発したドローン「ビルドフライヤー」は、本体の材料にマグネシウム合金を採用し、軽量化を図りつつ剛性を向上。耐久性にも優れ、紫外線を長時間浴びても強度の劣化を抑制できる。また、要素部品の見直しやバッテリー容量を向上させたことで、競合製品の2倍程度の長時間飛行を実現した。

 本体は、カメラやレーザー測量機を搭載できる構造。5キログラム程度の重量物を載せた場合でも、30分程度の飛行が可能。測量や空撮、検査といった用途に加えて、作物の生育状況の管理など農業分野での活用を見込んでいる。

 飛行時には脚を水平に跳ね上げるため、空撮で使うケースで対象物が写り込むのを防ぎ、広範囲に撮影できる。アーム部分を折りたためる仕組みで、可搬も容易となる。

日刊工業新聞2019年4月12日

  

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