時速は最高130km、ドイツ製固定翼型ドローンの実力
みるくるが発売
みるくる(東京都渋谷区、敷田みほ社長、03・4360・5557)は、ドイツ製の固定翼型飛行ロボット(ドローン)「ウイングコプター178 ヘビーリフト」を、近く発売する。固定翼とマルチコプターを組み合わせた設計で、飛行速度は最高130キロメートル、飛行距離も約100キロメートル。固定翼のため、風や雨に強いという。消費税抜きの価格は1200万円程度を予定する。自治体や警察、測量関係企業などへ提案する。
複数のプロペラで飛ぶマルチコプターは垂直離着陸できる半面、風に弱く、飛行速度が遅い。一方、エンジン付きの固定翼型は飛行速度が速く長距離を飛べるが、離着陸に滑走路が必要となる。
みるくるが扱う固定翼型ドローンは独ウイングコプター製で、翼の前と後ろに2基ずつプロペラを備える。離着陸時、プロペラは地表に対し水平になり垂直上昇・下降する。離陸後はプロペラが通常の航空機のように翼面と垂直方向になる。
駆動は電動モーターでバッテリー式。最大積載量は6キログラム。宅配用荷物や測量用カメラなどを積める。ドイツでは高速道路で起きた事故現場への急行や、広いエリアへの医療品輸送などで15機ほどが使われている。日本でも特徴を生かし市場を開拓する。
複数のプロペラで飛ぶマルチコプターは垂直離着陸できる半面、風に弱く、飛行速度が遅い。一方、エンジン付きの固定翼型は飛行速度が速く長距離を飛べるが、離着陸に滑走路が必要となる。
みるくるが扱う固定翼型ドローンは独ウイングコプター製で、翼の前と後ろに2基ずつプロペラを備える。離着陸時、プロペラは地表に対し水平になり垂直上昇・下降する。離陸後はプロペラが通常の航空機のように翼面と垂直方向になる。
駆動は電動モーターでバッテリー式。最大積載量は6キログラム。宅配用荷物や測量用カメラなどを積める。ドイツでは高速道路で起きた事故現場への急行や、広いエリアへの医療品輸送などで15機ほどが使われている。日本でも特徴を生かし市場を開拓する。
日刊工業新聞2019年3月6日