髪の毛より細い、直径60マイクロメートルのバネを実現できた理由

ミクロ発條が量産化にメド

 ミクロ発條(長野県諏訪市、小島拓也社長、0266・52・3550)は、直径60マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の超微細バネの量産化にめどをつけた。直径60マイクロメートルは、人体に例えると髪の毛の太さを下回るレベルの細さ。同社ではバネの成形機や治具など、製造の要素技術を駆使することで同加工を実現した。

 従来は半導体の検査プローブ用に量産する70マイクロメートル程度までの太さが微細化の限界だった。小島社長は「顧客先の要求により製造したのではない。自社の技術力を証明するために微細化を追究してきた結果の表れ」としている。今後は、バネの原料となる最適な線材を模索しつつ、直径40マイクロメートルまでの微細バネ製造に挑む考えだ。

日刊工業新聞2019年4月4日

  

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