腰掛けられる“しっぽ”、いずれは感情表現も可能に
北陸先端科学技術大学院大学で開発
北陸先端科学技術大学院大学の三橋研人大学院生と謝浩然(シャ・コウゼン)助教らは、腰掛けられるしっぽ「RESTAIL」を開発した。内部で円筒のモジュールがワイヤでつながっており、ぶらぶらと柔軟に振れる。連結すると計算上は120キログラムの重さに耐えられる。今後、ワイヤの駆動モーターを搭載し、装着者の感情に応じてしっぽを振る機能を開発する。
円筒モジュールの上下にかみ合う爪があり、ロックすると1本の円柱になる。円柱状態では人が腰掛けられる。普段はロックを解除して、ぶらぶらとしっぽのように振る。
各モジュールはワイヤでつながっておりモーターを付ければ遠隔制御が可能。しっぽの振り方で、リラックスや悲しみなどの感情を表現できることを確認した。大きく振ると元気な印象を表現できた。
現在は第1次試作ができた段階。感情表現のパターンは決まったため、遠隔操作機能を搭載する。心拍数などから装着者の快や不快を推定する技術もできている。予算を確保し、感情推定機能と感情表現機能を実装する。
円筒モジュールの上下にかみ合う爪があり、ロックすると1本の円柱になる。円柱状態では人が腰掛けられる。普段はロックを解除して、ぶらぶらとしっぽのように振る。
各モジュールはワイヤでつながっておりモーターを付ければ遠隔制御が可能。しっぽの振り方で、リラックスや悲しみなどの感情を表現できることを確認した。大きく振ると元気な印象を表現できた。
現在は第1次試作ができた段階。感情表現のパターンは決まったため、遠隔操作機能を搭載する。心拍数などから装着者の快や不快を推定する技術もできている。予算を確保し、感情推定機能と感情表現機能を実装する。
日刊工業新聞2019年3月19日