姿勢も検知する画像認識技術、通行量調査の精度は99%以上

グローリーが開発、センサー不要

 グローリーは、画像認識技術によって人の骨格を認識し、姿勢や位置を検知するシステムを開発した。センサーは不要で、既存の監視カメラと連動すれば、どの地点に何人の人がどのような状態で滞在していたかを把握できる。商店街やショッピングモールなどでの通行量調査に活用を見込んでいる。2020年度にはシステムをパッケージ化して市場投入する計画だ。

 骨格認識技術は、紙幣や硬貨処理機で培った高速の認識、識別技術を応用した。挙手や座るといったポーズ検知、ある一定の場所にどれくらいの時間滞在したかの滞留検知や通過人数検知、侵入検知ができる。

 18年10月に、兵庫県姫路市の商店街で通行量の実証実験を行ったところ、99%以上の精度で検知した。人による目視カウントの92%を大きく上回った。

 ショッピングモールの店舗前に来た人がどのような動きで、どれくらいの時間滞在したかがわかれば、店舗誘致に活用できる。警備会社が夜中の巡回に利用することも可能。

 また、銀行のATM前で携帯電話などを利用している人の検知という使われ方で、詐欺被害を防げるとしている。

日刊工業新聞2019年3月14日

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。