案内・警備ロボットの実証実験、都営地下鉄の施設で開始
都庁前駅には“デジタル警備員”配備、20年の実用化目指す
東京都は10日、都営地下鉄施設内における案内・警備ロボットの実証実験を都庁前駅などで始めた。案内や問い合わせ対応などをするロボットと、警備・警戒・見守りをするロボットで、技術向上や活用の可能性、社会実装へ向けた課題を検証する。公募で選定した8社・8台が上野御徒町駅や新宿西口駅などで順次、実証実験する。実施期間は2019年2月下旬まで。技術やサービスの改良・改善を行い、20年までの実用化を目指す。
参加事業者の1社であるテイケイは、案内ロボット「デジタル警備員」を都庁前駅に投入。タッチパネルでの案内表示やカメラの動作検知を利用した自動音声による案内などの有効性や課題を実証する。
そのほか音声認識で会話をして案内したり、画像認識技術で不審物がないか見回りチェックを行ったりするロボットなども順次、投入される予定。
都では20年の東京五輪・パラリンピックで、都内を情報通信技術(ICT)のショーケースにしたい考えで、今回の実証実験もその一環として行う。
参加事業者の1社であるテイケイは、案内ロボット「デジタル警備員」を都庁前駅に投入。タッチパネルでの案内表示やカメラの動作検知を利用した自動音声による案内などの有効性や課題を実証する。
そのほか音声認識で会話をして案内したり、画像認識技術で不審物がないか見回りチェックを行ったりするロボットなども順次、投入される予定。
都では20年の東京五輪・パラリンピックで、都内を情報通信技術(ICT)のショーケースにしたい考えで、今回の実証実験もその一環として行う。
日刊工業新聞2018年12月11日