スバルが部品メーカーに補償金支払い。工場操業停止で

配送と生産に関わる人的費用などを補償

 SUBARU(スバル)は外部調達した自動車部品の不具合で群馬製作所(群馬県太田市)の操業を1月に停止したことを受け、取引先部品メーカーに補償金を支払う方針を決めた。操業を止めた約10日間で見込まれていた、部品の配送と生産に関わる人的費用などを補償する計画。部品メーカーの経営への影響を最小限に抑える。

 スバルが部品メーカー各社に対し、補償する方針を伝えた。群馬製作所の操業停止で、部品メーカーの中には生産ラインを停止し、従業員に休暇を取らせるなどの措置を講じたことで資金繰りに影響が出た企業もある。スバルは部品メーカーに補償金を払い、これらの影響をカバーする。

 スバルは外部から調達する車の基幹部品の一つである電動パワーステアリング(EPS)に不具合が見つかり、1月16日から約10日間、車の生産を停止。新たに対策を施したEPSの調達にめどをつけ、1月28日に生産を再開した。工場の操業停止で約3万台の生産に影響が出る見通し。

 スバルは2月7日に開いた18年4―12月期連結決算発表で部品メーカーへの補償について「今後検討する」(岡田稔明取締役専務執行役員)と説明していた。業績への新たな影響はない見込み。

日刊工業新聞2019年3月12日

  

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