上空100mでドローン27機の隊列飛行に成功
2019年度下期に高度2000メートルでの隊列飛行・通信を目指す
eロボティクス福島(福島県南相馬市)、会津大学などのグループは、飛行ロボット(ドローン)の隊列飛行での情報収集システム開発の実証実験で、27機の隊列で高度100メートルの飛行に成功した。2019年度に高度2000メートルの隊列飛行を実証する。
同グループは、隊列飛行のドローンが一定の空間でホバリングし、そこの情報を得て精密な気象観測などに利用する3次元空間情報システムの実現を目指す。今回は南相馬市の「ロボットテストフィールド」で実験した。
幅1メートルのドローンが複数機のグループで飛び、高さ10―20メートルからは高度を上げながら決めている飛行ルートに沿って広がり飛行した。高度100メートルから40メートルの間に30メートル間隔でドローンを配置した。飛行時間は約10分。
高度2000メートルまで飛べて気象観測装置が付いたドローン(6枚羽根)も実証しており、今後は19年度下期に2000メートルまでドローン27機を隊列飛行して通信する最終的な目標に挑む。
同グループは、このほか東日本計算センター(福島県いわき市)や、日本環境調査研究所(東京都新宿区)などが参加している。
同グループは、隊列飛行のドローンが一定の空間でホバリングし、そこの情報を得て精密な気象観測などに利用する3次元空間情報システムの実現を目指す。今回は南相馬市の「ロボットテストフィールド」で実験した。
幅1メートルのドローンが複数機のグループで飛び、高さ10―20メートルからは高度を上げながら決めている飛行ルートに沿って広がり飛行した。高度100メートルから40メートルの間に30メートル間隔でドローンを配置した。飛行時間は約10分。
高度2000メートルまで飛べて気象観測装置が付いたドローン(6枚羽根)も実証しており、今後は19年度下期に2000メートルまでドローン27機を隊列飛行して通信する最終的な目標に挑む。
同グループは、このほか東日本計算センター(福島県いわき市)や、日本環境調査研究所(東京都新宿区)などが参加している。
日刊工業新聞2019年2月22日