子どもやペットの“車内置き去り”をセンサーで検知
オムロンが開発、今秋にも自動車メーカーへサンプル提供
オムロンは6日、子どもやペットの自動車内置き去り検知に活用できる車載用センサーを開発したと発表した。呼吸時に発生する胸の動きを電波で捉える仕組み。熟睡した子どもなど、体の動きが少なくても正確に検知できるという。今秋、自動車メーカーなどへサンプル提供を開始し、2021年末の量産を目指す。
欧州では、子どもの車内置き去りを検知するシステムの搭載有無を22年に安全性評価の対象項目にする。このため、各メーカーは開発に取り組んでいる。
開発した「呼吸時体動検知センサー=写真」のサイズは幅50ミリ×奥行き50ミリ×高さ20ミリメートル。検知範囲2メートルで、天井に取り付ける。乗員の動きがほぼない状態や、物に覆われていたり床に寝そべっていても検知する。
欧州では、子どもの車内置き去りを検知するシステムの搭載有無を22年に安全性評価の対象項目にする。このため、各メーカーは開発に取り組んでいる。
開発した「呼吸時体動検知センサー=写真」のサイズは幅50ミリ×奥行き50ミリ×高さ20ミリメートル。検知範囲2メートルで、天井に取り付ける。乗員の動きがほぼない状態や、物に覆われていたり床に寝そべっていても検知する。
日刊工業新聞2019年3月7日