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AIがからあげ、コロッケを調理

エフ・エム・アイ、業務用フライヤー向けにAI搭載の自動リフターを発売
 エフ・エム・アイ(東京都港区、木本武雄社長、03・5561・6521)は、からあげやコロッケを揚げる業務用フライヤー向けに、人工知能(AI)を搭載した自動リフター(写真)を発売した。時間設定だけの従来のリフトアップと異なり、投入した食材の量に応じてAI機能により自動的に揚げ時間を計算。最適なタイミングでリフトアップを行う。パート主婦での対応が多い、食品スーパーの総菜コーナーなどに売り込む。

 から揚げなどを入れる揚げカゴのサイズや個数に応じてシングル、デュアル、マルチタイプの3機種あり、消費税抜き価格は70万―130万円。製品開発はハルモニア(福岡県久留米市)が行った。操作は食材をセットしボタンを押すだけで、1人で複数台を使うことも容易。揚げている間、フライヤーから離れることができ、メニューに合わせて10パターンの調理時間設定が可能。経験の有無に関係なく、均一な総菜を提供できる。
日刊工業新聞2019年2月28日

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