品川駅の山手線と京浜東北線の乗り換え簡単に
22年めど、JR東日本が200億円投資
JR東日本は26日、2022年をめどに、品川駅の同一ホーム上で京浜東北線・大宮方面行きと山手線外回り(渋谷・新宿方面)の乗り換えができるようにすると発表した。約200億円を投じて、ホームの移設や拡幅、線路の切り替えを進める。またリニア中央新幹線開業の27年をにらみ、品川駅北側コンコースを拡張し、乗り換え通路の拡幅や改札の新設で利便性向上を図るとともに、新たな駅ナカ商業施設も構想する。
品川駅の京浜東北線と山手線の乗り換えは現在、階段・コンコースを経由しなければならず数分かかる。朝ラッシュ時には1時間当たり約7000人の乗り換え客がいると想定され、混雑の緩和が課題となっていた。
北側コンコース拡張は20年内の工事着手を想定。ホーム上空に約1万平方メートルの人工地盤を築く。拡幅した通路には各ホームへの大型エレベーターも設置。港南口側と高輪ゲートウェイ側の2カ所に改札を新設するほか、駅ナカ商業施設の開発を構想。設計などの詳細は今後詰める。
品川駅の京浜東北線と山手線の乗り換えは現在、階段・コンコースを経由しなければならず数分かかる。朝ラッシュ時には1時間当たり約7000人の乗り換え客がいると想定され、混雑の緩和が課題となっていた。
北側コンコース拡張は20年内の工事着手を想定。ホーム上空に約1万平方メートルの人工地盤を築く。拡幅した通路には各ホームへの大型エレベーターも設置。港南口側と高輪ゲートウェイ側の2カ所に改札を新設するほか、駅ナカ商業施設の開発を構想。設計などの詳細は今後詰める。
日刊工業新聞2019年2月27日