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定着率向上へ、優秀な自社人材と近い特性の学生を見つけ出すシステム

アイプラグ、サービス拡充
 アイプラグ(大阪市淀川区、中野智哉社長、06・6306・6125)は、オファー型新卒採用サービス「オファーボックス」に、自社内の優秀な人材と近い特性を持つ学生を選別する機能を標準搭載する。学生向けの適性検査を活用し、活躍している人材の傾向を抽出する。その基準と近い学生をピックアップし、採用オファーを送ることで、採用時からの人材定着率の向上につなげる。3月1日にサイトを刷新する。

 同社が活用するイー・ファルコン(東京都中央区)の「適性検査eF―1G」は、コミュニケーション力や職種適性、ストレス耐性などの特性で人材を分析する。今回の標準搭載により企業は従業員の適性検査結果を基に、活躍人材の傾向に合致する人材の選別や従業員をタイプ別に分類する機能などが扱える。

 これまで社内人材への適性検査の応用はオプションサービスで展開していた。同機能を標準搭載する一方、成功報酬型だった料金体制に定額のシステム利用料を追加。消費税抜きで1カ月5万円、2カ月9万円、3カ月12万円のプランを用意し、アクティブユーザーを増やす。
日刊工業新聞2019年2月21日

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