ネットショッピングを変える、VRから香りを発生させる技術

NECがシステム開発

 NECは、商品の香りを体験しながら仮想店舗内でネットショッピングすることを想定した世界初の仮想現実(VR)システムを開発した。ベンチャー企業の米VAQSO(カリフォルニア州)のVRから香りを発生させる技術を活用した。仮想店舗内でリンゴやオレンジ、クロワッサンなどの商品に近付くと、VRヘッドセットに取り付けられたデバイスから商品の香りが発生し(写真)、自宅にいながら臨場感のある買い物体験ができる。

 NECはこれまで危険な作業・研修などのトレーニング用途、ユーザビリティ検証などのシミュレーション用途、遠隔会議などのコミュニケーション用途として「法人VRソリューション」を展開してきた。今回は第5世代通信(5G)時代を見据え、VRを活用したショッピング用途としてVRの活用範囲を広げていく。

 2021年以降、5G回線内蔵の小型・軽量VR端末が普及する可能性があり、VRショッピングが一般化すると推測されている。

日刊工業新聞2019年2月19日

  

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