世界遺産「高野山」に向かうケーブルカー、新型車両が導入した新機能
南海電鉄が3月1日に運転再開
南海電気鉄道は、和歌山県北部に位置する世界遺産・高野山の玄関口である高野山駅と、南海高野線終着駅の極楽橋駅を結ぶケーブルカーの新型車両を公開した。車両やケーブル関連設備などの老朽化で、2018年11月から改修工事を行っていた。総工事費は15億円。3月1日に運行を再開する。
新型車両は2両2編成で最大定員は210人。外観は朱色を基調とし、内装は木目調の統一デザインにした。車内の自動音声案内は今回から中国語を追加して4カ国語対応にし、増加する訪日外国人客にも対応する。
同社の山田健太郎車両課長は「大型化した窓から、四季の移ろいを感じてほしい」と話す。
新型車両は2両2編成で最大定員は210人。外観は朱色を基調とし、内装は木目調の統一デザインにした。車内の自動音声案内は今回から中国語を追加して4カ国語対応にし、増加する訪日外国人客にも対応する。
同社の山田健太郎車両課長は「大型化した窓から、四季の移ろいを感じてほしい」と話す。
日刊工業新聞2019年2月18日