日本唯一のマンガ学部を持つ大学、4学期制導入を検討するワケ

京都精華大学、留学やインターンシップを促進

 京都精華大学は留学やインターンシップ(就業体験)促進に向け、1学期が約2カ月のクオーター(4学期)制導入の検討を始めた。リベラルアーツ、表現、グローバルを軸とする2021年度からの新教育体制整備の一環。海外の大学はクオーター制も多く、留学がしやすくなる。講義も集中して行える。日本では東京大学など、導入校が増えているが、芸術系大学での導入は珍しい。

 前・後期のセメスター(2学期)制を改める。授業の在り方、単位計算、休み、学費など詳細は今後詰めていく。すでに授業料の支払いは4期に分けている。

 1学期が短いと学生は留学を決断しやすく、企業はインターンシップを受け入れやすい。留学先も増やし、目標人数を定めて短・中・長期の留学を後押しすることで、国際社会に柔軟適応できる人間を育てる。

 学部再編も進める。米国式の「メジャー・マイナー制」(主専攻・副専攻)採用で、学生の科目選択の自由度を高め、主体性を持たせる。多方面で有用な専門的科目は学部横断で学べるようにする。

 京都精華大は日本唯一のマンガ学部をはじめ、芸術学部、デザイン学部、ポピュラーカルチャー学部、人文学部の5学部を持つ芸術系の大学。

日刊工業新聞2019年2月14日

  

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