オークマが旧型工作機械をIoT化、他社製も10万円以下で対応

簡易機器を投入へ

 オークマは中小製造業が工場にIoT(モノのインターネット)を導入しやすくする簡易型機器を2月に投入する。イーサネット通信非対応の旧型工作機械に取り付け、稼働状況を「見える化」する。顧客が多く抱える旧型機のネットワーク化を支援し、工場全体の稼働状況を把握できるようにする。価格は10万円以下に抑え、年間500台の販売を目指す。

 簡易型機器「ネットボックススイートCクイック」は2017年に発売したIoTシステム「コネクトプラン」のオプションとして販売する。他社製の工作機械にも対応する。

 工作機械に設置した表示灯の情報を収集し、コネクトプランで「稼働中」「アラーム」などの稼働状況をリアルタイムに確認できる。イーサネット非対応の工作機械を接続する機器は既にあるが、工事が必要。他社機の工事は難しく、実質接続できていなかった。

 オークマの工作機械用数値制御(NC)装置は、00年代半ば以降イーサネットに標準対応した。非対応のNC工作機械が稼働中の顧客は多く、旧型機も一元管理できるようにしてコネクトプランの使い勝手を高める。

 納入予定の航空機部品メーカー、熱田起業(名古屋市中川区)では現在、オークマ製5台と他社製1台をコネクトプランに接続している。同機器により、接続できる他社製旧型機を大幅に増やせる。

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日刊工業新聞2019年1月25日

  

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