“体感”で養う安全意識
JR西日本が社員研修センターを公開、接車・墜落・感電の防止へ
JR西日本は、安全研修を行う社員研修センター(大阪府吹田市)を公開した。同社は安全への取り組みとして「鉄道安全考動計画2022」を策定し、2018年4月から鉄道事業に関わるグループ社員約3万―4万人対象に随時研修を行っている。
同センターは新入社員向けに整備した施設だが、「鉄道安全考動計画」に基づき、管理職向けにも研修を行ってきた。近く社員向けの研修に入る。体感や見学を目的とした安全体感棟では三大労働災害と位置付ける「触車」「墜落」「感電」の研修を行い、労働災害防止教育につなげる。
JR吹田駅構内に整備する速度体感ゾーンでは、実際に列車が通り過ぎる真横にスペースを設け、作業員の待避により近い形で通過列車の速度を体感できる。鉄道本部安全推進部の冨本直樹次長は「体感を通じて安全意識を高めてほしい」と話す。
同センターは新入社員向けに整備した施設だが、「鉄道安全考動計画」に基づき、管理職向けにも研修を行ってきた。近く社員向けの研修に入る。体感や見学を目的とした安全体感棟では三大労働災害と位置付ける「触車」「墜落」「感電」の研修を行い、労働災害防止教育につなげる。
JR吹田駅構内に整備する速度体感ゾーンでは、実際に列車が通り過ぎる真横にスペースを設け、作業員の待避により近い形で通過列車の速度を体感できる。鉄道本部安全推進部の冨本直樹次長は「体感を通じて安全意識を高めてほしい」と話す。
日刊工業新聞2019年1月24日