次期「マツダ3」の“骨格”が見えた!
1310MPa級ハイテン採用、冷間プレス材で
マツダは10日、近く発売予定の次期「マツダ3(旧車名アクセラ)」の車体部品に、冷間プレス材として最高となる引っ張り強度1310メガパスカル級の高張力鋼板(ハイテン)を世界で初めて採用したと発表した。新日鉄住金、JFEスチールの2社それぞれと加工技術開発に共同で取り組み実現した。鋼板も2社で調達する。
この鋼板を採用したのはフロントピラーインナーやルーフレールインナーなど6種類の車体部品で、車体骨格全体の重量の5%。現行マツダ3は同440メガ―780メガパスカル級の鋼板だが、今回の鋼板に置き換えて薄肉化し約3キログラム軽量化した。
使用する冷間プレス用ハイテンの強度は、現行マツダ3では同980メガパスカル級、ほかのマツダ車では同1180メガパスカル級が最高だった。強度が高まると冷間では成形しにくく変形しやすい問題がある。熱間プレスではより高い強度の鋼板も加工できるが、加工効率が落ちて高コストになる。
この鋼板を採用したのはフロントピラーインナーやルーフレールインナーなど6種類の車体部品で、車体骨格全体の重量の5%。現行マツダ3は同440メガ―780メガパスカル級の鋼板だが、今回の鋼板に置き換えて薄肉化し約3キログラム軽量化した。
使用する冷間プレス用ハイテンの強度は、現行マツダ3では同980メガパスカル級、ほかのマツダ車では同1180メガパスカル級が最高だった。強度が高まると冷間では成形しにくく変形しやすい問題がある。熱間プレスではより高い強度の鋼板も加工できるが、加工効率が落ちて高コストになる。