ハッピーニュー“亥”ヤー!亥年生まれの経営者は誰?
13人の年男が2019年への意気込みを語る
**スズキ社長・鈴木俊宏氏
亥年は、種の中に次のパワーをためていく年だと思う。スズキは2020年3月に創立100周年を迎えるが、今年は社内を固めて次の100年に向けた組織、技術の土台作りをしていきたい。当社は4輪が注目されがちだが2輪電動車両、マリンもある。各方面でお客さまの期待に応えられるよう、社員と一体になって考えていく。(昭和34年生まれ)
キッコーマンにとって国内市場は人口減少などの問題もあり難しい環境にある。ただ日本は政治的、経済的に安定してきており、2019年は付加価値を高めて需要をつくる。その一方で海外に注力し伸ばしていく。個人的には私の健康法で9年間続けているウオーキングを今年も続ける。また18年にあまり行けなかったゴルフの回数を増やしたい。(昭和10年生まれ)
2018年は地震や豪雨、台風といった自然災害が多発し、東京海上グループも、被災地の支援に全力で努めてきた。保険会社としてますますその使命の重さを痛感しつつ、今年は自然災害の少ない平和な1年になるように願っている。個人としては日本の現状に向き合い、地方創生、特に林業の再生に少しでも役立つことをしていきたい。(昭和22年生まれ)
仕事では新しい中期経営計画の始まる年となり、個人的には年男を迎える。亥年なので力強く前に進む年にしたい。まずは(預金や融資情報などを管理する勘定系)次期システムへの移行を無事に完了し、その上で国内の構造改革を加速する。グローバル化やデジタル化を軸に、新たな時代に向けて筋肉質の事業体制の構築を目指す。(昭和34年生まれ)
OKI会長・川崎秀一(ひでいち)氏
取締役会議長としてOKIのコーポレートガバナンスを一層充実させ、取締役会のさらなる活性化を図る。時間が許す限り、後輩の育成にも尽力していきたいと思う。プライベートでは、実はピアノを約30年ぶりに再開した。カラオケで得意とする十八番の曲をピアノで伴奏できるように腕を磨きたい。(川崎氏=写真左、昭和22年生まれ)
OKI社長・鎌上(かまがみ)信也氏
2019年度は中期経営計画の最終年度を迎える。キャッシュレス社会が叫ばれる中、当社の主力のATM事業も変化のまっただ中だ。ただ、130年以上を誇る当社の歴史の中で、先人たちもあまたの変化をくぐり抜けてきた。変化は商機でもある。変化に対応し、社会をリードする価値を提供できる企業を目指したい。(鎌上氏=同右、昭和34年生まれ)
2018年は当社にとって最高の年になった。上期に過去最高益を記録し、財務体質の改善も進んだ。ポスト平成を迎える19年は、医療や農業など新規事業を軌道に乗せたい。人づくり革命にも挑む。リーダーを養成する新たな教育システムを確立したい。個人的には趣味のギターや三味線の腕に一段と磨きをかけるつもりだ。(昭和22年生まれ)
当社が身を置く工作機械業界は定期的な需要の変動が大きいシクリカル産業の典型だ。2019年は過去最高水準の業況だった昨年から変わり、調整局面にあるとみている。だからこそ好転に備えた準備をしっかりとしたい。例えば、20年にインドに新工場を稼働させる計画を滞りなく進める。21年予定の新中国工場もそうだ。成長シナリオを確実に続けていく。(昭和22年生まれ)
2019年はカイロの自社製造が始まる。現代人はストレスや運動不足の影響で体温が低く、体調を整えるためにも「温める」行為が重要となる。健康促進の意味でもカイロをもっと普及させたい。プライベートでは1500メートルを自由形で泳ぐのが目標。イノシシも自由形の泳ぎ方も前にしか進めない。例年通り“前向き”ないい年にしたい。(昭和10年生まれ)
社長就任1年目の2019年はスタートダッシュの年。全力疾走で飛ばしていきたい。社員全員がワクワクしながら働ける会社を目指す。またラグビーのワールドカップ、東京オリンピックと訪日外国人が増えるイベントが続く。多くの方に当社の商品を試してもらうチャンス。国内外を問わず、お客さまの心をつかむ製品を展開したい。(昭和34年生まれ)
社員に夢を与えられる会社でありたい。高度経済成長期とは違い、現代の若者は将来に不安を抱えがちだ。社員が「文化シヤッターで働いて幸せだ」と感じられるように今後の指針を示して、伝えていきたい。プライベートの目標は、健康であり続けること。継続して週に1度はスポーツジムへ通い、筋力を向上させたい。(昭和22年生まれ)
4カ年中期経営計画を折り返す年だ。干支(えと)では作物の種を取って準備する年という。現中計を達成するため、そして次の中計でどんな山に登るのかを考えるための基礎を作る年になる。亥年は万病を防ぐ年でもある。会社の“健康”を作るため、猪突(ちょとつ)猛進するのでなく、品質という基盤をしっかりと見直し、固めたい。(昭和34年生まれ)
2019年10月に創業100周年を迎える。伝動ベルトのメーカーとして基本に立ち返り、一つひとつの製品を確実に作り上げたい。本社を構える神戸では七夕祭りなど季節イベントの主催を継続する。毎年1月には消防服を着て地域の人と防災訓練をするなど地道に結びつきを強めてきた。息抜きに多彩な味覚を堪能できるよう、料理店を開拓したい。(昭和22年生まれ)
亥年は、種の中に次のパワーをためていく年だと思う。スズキは2020年3月に創立100周年を迎えるが、今年は社内を固めて次の100年に向けた組織、技術の土台作りをしていきたい。当社は4輪が注目されがちだが2輪電動車両、マリンもある。各方面でお客さまの期待に応えられるよう、社員と一体になって考えていく。(昭和34年生まれ)
キッコーマン名誉会長・茂木友三郎氏
キッコーマンにとって国内市場は人口減少などの問題もあり難しい環境にある。ただ日本は政治的、経済的に安定してきており、2019年は付加価値を高めて需要をつくる。その一方で海外に注力し伸ばしていく。個人的には私の健康法で9年間続けているウオーキングを今年も続ける。また18年にあまり行けなかったゴルフの回数を増やしたい。(昭和10年生まれ)
東京海上ホールディングス会長・隅(すみ)修三氏
2018年は地震や豪雨、台風といった自然災害が多発し、東京海上グループも、被災地の支援に全力で努めてきた。保険会社としてますますその使命の重さを痛感しつつ、今年は自然災害の少ない平和な1年になるように願っている。個人としては日本の現状に向き合い、地方創生、特に林業の再生に少しでも役立つことをしていきたい。(昭和22年生まれ)
みずほフィナンシャルグループ社長・坂井辰史氏
仕事では新しい中期経営計画の始まる年となり、個人的には年男を迎える。亥年なので力強く前に進む年にしたい。まずは(預金や融資情報などを管理する勘定系)次期システムへの移行を無事に完了し、その上で国内の構造改革を加速する。グローバル化やデジタル化を軸に、新たな時代に向けて筋肉質の事業体制の構築を目指す。(昭和34年生まれ)
OKI会長・川崎秀一(ひでいち)氏、OKI社長・鎌上(かまがみ)信也氏
OKI会長・川崎秀一(ひでいち)氏
取締役会議長としてOKIのコーポレートガバナンスを一層充実させ、取締役会のさらなる活性化を図る。時間が許す限り、後輩の育成にも尽力していきたいと思う。プライベートでは、実はピアノを約30年ぶりに再開した。カラオケで得意とする十八番の曲をピアノで伴奏できるように腕を磨きたい。(川崎氏=写真左、昭和22年生まれ)
OKI社長・鎌上(かまがみ)信也氏
2019年度は中期経営計画の最終年度を迎える。キャッシュレス社会が叫ばれる中、当社の主力のATM事業も変化のまっただ中だ。ただ、130年以上を誇る当社の歴史の中で、先人たちもあまたの変化をくぐり抜けてきた。変化は商機でもある。変化に対応し、社会をリードする価値を提供できる企業を目指したい。(鎌上氏=同右、昭和34年生まれ)
シンフォニアテクノロジー会長・武藤(ぶとう)昌三氏
2018年は当社にとって最高の年になった。上期に過去最高益を記録し、財務体質の改善も進んだ。ポスト平成を迎える19年は、医療や農業など新規事業を軌道に乗せたい。人づくり革命にも挑む。リーダーを養成する新たな教育システムを確立したい。個人的には趣味のギターや三味線の腕に一段と磨きをかけるつもりだ。(昭和22年生まれ)
ツガミ会長兼社長・西嶋尚生(たかお)氏
当社が身を置く工作機械業界は定期的な需要の変動が大きいシクリカル産業の典型だ。2019年は過去最高水準の業況だった昨年から変わり、調整局面にあるとみている。だからこそ好転に備えた準備をしっかりとしたい。例えば、20年にインドに新工場を稼働させる計画を滞りなく進める。21年予定の新中国工場もそうだ。成長シナリオを確実に続けていく。(昭和22年生まれ)
エステー会長・鈴木喬(たかし)氏
2019年はカイロの自社製造が始まる。現代人はストレスや運動不足の影響で体温が低く、体調を整えるためにも「温める」行為が重要となる。健康促進の意味でもカイロをもっと普及させたい。プライベートでは1500メートルを自由形で泳ぐのが目標。イノシシも自由形の泳ぎ方も前にしか進めない。例年通り“前向き”ないい年にしたい。(昭和10年生まれ)
ライオン社長・掬川(きくかわ)正純氏
社長就任1年目の2019年はスタートダッシュの年。全力疾走で飛ばしていきたい。社員全員がワクワクしながら働ける会社を目指す。またラグビーのワールドカップ、東京オリンピックと訪日外国人が増えるイベントが続く。多くの方に当社の商品を試してもらうチャンス。国内外を問わず、お客さまの心をつかむ製品を展開したい。(昭和34年生まれ)
文化シヤッター社長・潮崎敏彦氏
社員に夢を与えられる会社でありたい。高度経済成長期とは違い、現代の若者は将来に不安を抱えがちだ。社員が「文化シヤッターで働いて幸せだ」と感じられるように今後の指針を示して、伝えていきたい。プライベートの目標は、健康であり続けること。継続して週に1度はスポーツジムへ通い、筋力を向上させたい。(昭和22年生まれ)
椿本チエイン社長・大原靖氏
4カ年中期経営計画を折り返す年だ。干支(えと)では作物の種を取って準備する年という。現中計を達成するため、そして次の中計でどんな山に登るのかを考えるための基礎を作る年になる。亥年は万病を防ぐ年でもある。会社の“健康”を作るため、猪突(ちょとつ)猛進するのでなく、品質という基盤をしっかりと見直し、固めたい。(昭和34年生まれ)
三ツ星ベルト社長・垣内一氏
2019年10月に創業100周年を迎える。伝動ベルトのメーカーとして基本に立ち返り、一つひとつの製品を確実に作り上げたい。本社を構える神戸では七夕祭りなど季節イベントの主催を継続する。毎年1月には消防服を着て地域の人と防災訓練をするなど地道に結びつきを強めてきた。息抜きに多彩な味覚を堪能できるよう、料理店を開拓したい。(昭和22年生まれ)
日刊工業新聞2019年1月1日