サイゼリヤとドコモ、AIで店舗運営効率化なるか、実証実験へ

 サイゼリヤとNTTドコモは、人工知能(AI)を用いて数時間後から数週間後のサイゼリヤ店舗の売り上げを予測し、店舗運営の効率化につなげる実証実験を30日に始める。各基地局のエリアごとに所在する携帯電話の台数を基に店舗周辺の人口を推計するドコモの技術と、サイゼリヤの過去の売り上げ実績を基に各店舗の1時間ごとの売上金額を予測し、店舗のタブレットに配信する。

 1時間―数時間後の売り上げ予測は直前の店舗周辺の人口統計データを活用するため、天候やイベント開催などによる突発的な需要変動も的確に予測できる。予測結果を基に最適な従業員のシフトを作成可能。直近の売上予測値が数週間前に予測した値より一定以上ずれた場合はタブレットに通知音を鳴らし事前準備を促せる。

 サイゼリヤの都内6店舗の売り上げ実績で従来手法と比較したところ、天候やイベントで売り上げが平常より伸びた時間帯の予測の誤差が25%小さくなったという。

日刊工業新聞2018年11月21日

  

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