スズキ、超音波ホチキス刷新、18年ぶり
スズキは超音波ホチキス「はるる=写真」を18年ぶりに全面改良して発売した。先端部品の長さを変更するなどし、主用途であるプラスチック容器の溶着向けだけでなく、縫製工場での仮縫いや医療用輸液バッグの溶着向けなどへと提案の幅を広げる。実勢価格は約7万円。
同ホチキスは超音波振動による摩擦熱を利用して熱可塑性プラスチックなどを溶着する。初代モデルを発売した1997年から累計2万8000台を販売している。
今回の3代目は縁が深い食料品容器の増加に合わせ、溶着させる先端チップの長さを00年発売の前モデルの6ミリから14ミリに変更。さらにオプションとしてローラー式の先端部品も開発し、化学繊維の仮縫いやビニールの袋止めへの応用も可能にした。
スズキは同ホチキスのほかにも、超音波カッターや超音波溶接機などの産業機器を展開。湖西工場(静岡県湖西市)では自動車の試作や内装部品の取り付けの現場で活用しているという。
同ホチキスは超音波振動による摩擦熱を利用して熱可塑性プラスチックなどを溶着する。初代モデルを発売した1997年から累計2万8000台を販売している。
今回の3代目は縁が深い食料品容器の増加に合わせ、溶着させる先端チップの長さを00年発売の前モデルの6ミリから14ミリに変更。さらにオプションとしてローラー式の先端部品も開発し、化学繊維の仮縫いやビニールの袋止めへの応用も可能にした。
スズキは同ホチキスのほかにも、超音波カッターや超音波溶接機などの産業機器を展開。湖西工場(静岡県湖西市)では自動車の試作や内装部品の取り付けの現場で活用しているという。
日刊工業新聞2018年11月16日