コンビニに押し寄せるプラスチック削減の波
ファミマで一部容器を共通化
ファミリーマートは弁当などに使うプラスチック容器などの種類を減らす。複数の商品の容器を共通化することで、容器の品目数を削減する。従来200弱あった容器の種類を、1年間で約3割減らした。今後もさらなる削減を見込み、容器の廃棄量の削減につなげる。環境負荷を軽減するとともに、コストの削減に結びつける狙いだ。
ファミマはこれまで新商品を出す際、容器も新たに開発する場合が多かった。このため容器の品目数が増え、生産や流通の段階で、在庫扱いになったり、廃棄したりする容器が増える傾向にあった。弁当では、丼ものやスパゲティなどのカテゴリーで、複数の商品で共通の容器を使えるよう工夫し、容器の品目数を減らした。
店舗においても、レジ袋や割り箸、スプーンといった用度品の数を削減した。2017年3月から着手し、18年5月末には従来より約90品目少ない約350品目に減らしている。
6月からは、ファストフード向けの包材や、トマトケチャップやソースなどの種類の集約にも取り組んでいる。品目を絞ることで、店舗作業の効率化につながるメリットもある。
外食業界では、プラスチック製ストローの提供を止める動きが相次いでいる。「脱プラスチック」を進めようとの機運が高まる中、コンビニエンスストアにおいても、環境対策が課題となっている。
ファミマはこれまで新商品を出す際、容器も新たに開発する場合が多かった。このため容器の品目数が増え、生産や流通の段階で、在庫扱いになったり、廃棄したりする容器が増える傾向にあった。弁当では、丼ものやスパゲティなどのカテゴリーで、複数の商品で共通の容器を使えるよう工夫し、容器の品目数を減らした。
店舗においても、レジ袋や割り箸、スプーンといった用度品の数を削減した。2017年3月から着手し、18年5月末には従来より約90品目少ない約350品目に減らしている。
6月からは、ファストフード向けの包材や、トマトケチャップやソースなどの種類の集約にも取り組んでいる。品目を絞ることで、店舗作業の効率化につながるメリットもある。
外食業界では、プラスチック製ストローの提供を止める動きが相次いでいる。「脱プラスチック」を進めようとの機運が高まる中、コンビニエンスストアにおいても、環境対策が課題となっている。
日刊工業新聞2018年9月12日