自動二輪車をその場でカット、工作機械見本市で来場者がくぎ付けに

フナソー「ダイヤカットマシン」をアピール

 自動二輪車の切断でカットマシンをPR―。東京・有明の東京ビッグサイトで1―4日に開催された日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)。過去最大の規模での開催となった同見本市では、工作機械各社がIoTやロボットを活用した「つながる」次世代のスマートな生産現場を提案した。ただ、IoT化で省人化された工場や、火花の飛ばなくなるような技術向上が実現するほど、人の目を引くいわゆる「映え」感を出すのは難しくなる。

 その中で特殊帯鋸刃、切削工具専業メーカーのフナソー(東京都港区、舟久保正栄社長、03・3452・8415)は、自動二輪車を切断する実演により、自社製品の「フナソーダイヤカットマシン」の技術をアピール。大胆な演出に来場者の注目を集めた。

 電着ダイヤモンドバンドソーの開発者である舟久保正栄社長は、「異素材の集合体である二輪車を綺麗に切断するのは難しく、ダイヤモンドバンドソーだからできること。次回は車を縦に切断したい」と語る。

 舟久保社長はフナソーの切断技術を活かし、多様なモノの切断を請け負う日本切断研究所(同港区)の社長も兼務している。実際の製品の切断は販促や教育分野などさまざまなビジネスにつながるという。

 会期中約10時間をかけて切断を終えた二輪車の断面は、前回出展時、横に切断した車の断面とともに最終日まで展示された。

 

 

ニュースイッチオリジナル

日刊工業新聞 記者

日刊工業新聞 記者
11月07日
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同見本市ではヤマザキマザックの『サンダーバード』コラボ展示などもあり、個性や遊び心が感じられました。写真部として『映え』のある演出は嬉しい限りです。
(日刊工業新聞社写真部・成田麻珠)
                     

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