ジェイテクトが自動車用軸受3割増産、3年で100億円投資

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21年度に30%増産する車ホイール用軸受「ハブユニット」
 ジェイテクトは今後3年間に100億円を投じ、自動車用軸受の主力製品「ハブユニット」の生産量を2021年度(22年3月期)に現状より25―30%増やす。各国での車向けの需要増に対応するほか、電気自動車(EV)が普及しても足回りの部品需要は落ちないと判断、ホイール用のハブユニットを国内外で増産する。他の車用や産業機械用も増産し、軸受全体では21年度に現状比15%増産する。全体の投資額は今後詰める。ハブユニットの国内生産拠点である亀山工場(三重県亀山市)と徳島工場(徳島県藍住町)では増産とライン新設により、生産量を両拠点で10―15%増やす。

 海外では、中国・広州市の工場の生産量を5割増やす。インドネシアとルーマニアでは他の軸受工場で、メキシコでは電動パワーステアリング(EPS)工場でハブユニットの生産を始める予定。インドでは新工場建設を検討する。

 ハブユニットは周辺部品と一体化して車メーカーの組み立て工数を削減できる軸受。他の軸受よりも大きくて重いため、各国で地産地消体制を強化する。メンテナンス性に優れた、3世代目となる現行の軸受を増産し、普及を目指す。

 他の車用は、3製品の生産量を21年度に各10%増やす。中国・無錫市の工場では円すいころ軸受の生産量を5割増やし、日系車大手の需要増に対応。産業機械用は各製品の生産量を15%ほど増やす。

日刊工業新聞2018年10月23日

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