NTTが電力会社などに外販目指すAI、効率化できる作業とは?

NTT西が開発、グループへ横展開も

 NTT西日本は、通信設備の構築・保守など屋外作業の手配業務を効率化する人工知能(AI)システムを開発した。NTT西の子会社が運用実績を上げており、2019年度以降にNTT東日本傘下の構築・保守部隊を含めNTTグループへ横展開を目指す。作業者が現場へ移動する際、無駄な時間を削減できる。電力会社の保守点検や、家庭などに出向く家電修理など、通信以外の業界への外販も視野に入れる。

 NTT西日本が開発したAIシステムは、屋外にいる作業者や対応するべき作業案件の場所を地図上に表示する。表示された作業者のうち誰を現場に向かわせると移動時間が最短となるかをAIで判断する。管理者はAIの判断を参考に適切な作業者を現場に向かわせるよう指示できる。同システムには、各作業者が持つ資格や勤務状態などの情報が登録されている。AIはその情報を基に案件に対応できる作業者の組み合わせを算出する。

 通信設備の構築や保守を担うNTT西の子会社、NTTフィールドテクノ(大阪市都島区)が16年に一部作業へ同システムを導入。従来は現場への移動や待機の時間が勤務時間の多くを占めた。同システムにより無駄な時間が減り、より多くの業務に対応できる。

日刊工業新聞2018年10月22日

日刊工業新聞 記者

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10月23日
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佐藤 勝一
佐藤 勝一
10月23日
人が指示なら昔からあり、AIと言えるなら無人で手配では?
  

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