コンビニが狙うハロウィン商戦、キーワードは“ゆめかわ”
脱マンネリ化へ取り組み
31日のハロウィーンを前に、大手コンビニエンスストアのハロウィーン商品が店頭を彩っている。今年は定番のカボチャに加え、女子高校生に流行しつつある用語「ゆめかわ(夢みたいにかわいい)」を表現したパステルカラーのスイーツなども登場。ハロウィーンが定着する一方、マンネリ化を避けるべく、各社が定番に一工夫加える取り組みも目立つ。
最大手のセブン―イレブン・ジャパンは和洋折衷の「ティラミスパンケーキどら」(消費税込み199円)を発売。チーズホイップとチョコトリュフでティラミスの味を出し、ココア味のパンケーキで挟んだ。26日から6日間限定販売の「ハロウィン黒猫 チョコケーキ」(同329円)は、黒猫をイメージしてケーキの中にチョコクリームとチョコチップを入れて食感が楽しめるようにした。フランケンシュタインやミイラをイメージしたケーキもある。
若者のトレンドをいち早く捉え、商品に取り入れるのは、ローソン。23日から「ゆめかわ」ハロウィーンスイーツ3品を発売する。「プレミアムカラフルユニコーンロールケーキ」(同210円)は、青色の生地の中心にバニラ味とイチゴ味のクリームを詰めた。ハロウィーン商品は、カボチャの黄色が多い中、パステルカラーで注目を集める作戦だ。
ファミリーマートは王道のカボチャを使った商品など23種類をラインアップ。北海道産カボチャをプリンとクリームに使った「北海道産かぼちゃのモンブラン」(同248円)のほか、カボチャのオレ「キャラメルパンプキン」(同178円)など、飲料もラインアップに加えた。ミニストップはカボチャとハロウィーンをイメージさせる赤色のブラッドオレンジを使用した「ブラッドオレンジゼリー&チョコプリン」(同200円)を発売する。
ハロウィーン市場は年々拡大し、一部の調査では約1300億円規模ともされる。この種の季節商戦としてはバレンタインを抜き、クリスマスに次ぐ規模に拡大。かき入れ時に、コンビニ各社が熱い戦いを繰り広げる。
(文=丸山美和)
最大手のセブン―イレブン・ジャパンは和洋折衷の「ティラミスパンケーキどら」(消費税込み199円)を発売。チーズホイップとチョコトリュフでティラミスの味を出し、ココア味のパンケーキで挟んだ。26日から6日間限定販売の「ハロウィン黒猫 チョコケーキ」(同329円)は、黒猫をイメージしてケーキの中にチョコクリームとチョコチップを入れて食感が楽しめるようにした。フランケンシュタインやミイラをイメージしたケーキもある。
若者のトレンドをいち早く捉え、商品に取り入れるのは、ローソン。23日から「ゆめかわ」ハロウィーンスイーツ3品を発売する。「プレミアムカラフルユニコーンロールケーキ」(同210円)は、青色の生地の中心にバニラ味とイチゴ味のクリームを詰めた。ハロウィーン商品は、カボチャの黄色が多い中、パステルカラーで注目を集める作戦だ。
ファミリーマートは王道のカボチャを使った商品など23種類をラインアップ。北海道産カボチャをプリンとクリームに使った「北海道産かぼちゃのモンブラン」(同248円)のほか、カボチャのオレ「キャラメルパンプキン」(同178円)など、飲料もラインアップに加えた。ミニストップはカボチャとハロウィーンをイメージさせる赤色のブラッドオレンジを使用した「ブラッドオレンジゼリー&チョコプリン」(同200円)を発売する。
ハロウィーン市場は年々拡大し、一部の調査では約1300億円規模ともされる。この種の季節商戦としてはバレンタインを抜き、クリスマスに次ぐ規模に拡大。かき入れ時に、コンビニ各社が熱い戦いを繰り広げる。
(文=丸山美和)
日刊工業新聞2018年10月22日