社長も参戦!日立システムズが“eスポーツ部”結成

eスポーツ選手の輩出も狙っている

 日立システムズは、ゲーム対戦競技「eスポーツ」に企業として参加するための活動に乗り出した。10月にeスポーツ部を新設し、社内で部員の募集を始めた。2019年10月に茨城県で開催予定の「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」への出場を目標に定める。働き方改革など企業活力向上施策の一環としてeスポーツに取り組む。活動を通じて世代や組織を超えた交流の活性化を図る。

 日立システムズは、全国都道府県対抗eスポーツ選手権の実施競技である、コナミデジタルエンタテインメント(東京都港区)のサッカーゲーム「ウイニングイレブン2019」をプレーするチームを社内で育成する。30日にも第1回の活動を就業後に役員会議室で行う。eスポーツに興味がある社員やゲームが得意な社員を募り、3人一組のチームを合計16チーム結成する。北野昌宏社長もeスポーツ部の部員だという。

 16チームの「eスポーツ部48」(仮称)は、定時後の会議室で練習会を行うほか、日立グループの企業や取引先チームとの交流戦などで腕を磨く。対面やネットワーク環境によるチーム対抗リーグ戦の結果のほか、12月に実施予定の社内大会などを踏まえて、2チームと補欠1人の計7人の選抜チーム「神7」を選出する。

 企業として活動をサポートし、社員の中から優れたeスポーツ選手の輩出を目指す。さまざまなことに挑戦できる企業風土を醸成し、本業である「デジタライゼーション」事業の拡大や経営ビジョンの実現へとつなげる。

 eスポーツは個人やチームがコンピューターゲームを活用し、対戦する競技。観戦も魅力の一つでテレビ放送する国もあり、世界で競技人口や観戦者が急増している。総務省の報告書によると、海外の17年の市場規模は約700億円という。国内でも認知度が高まり、商品開発やサービス提供で参入する企業が増えている。
(文=川口拓洋)

日刊工業新聞2018年10月19日

  

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