スマホがトレーナーに!KDDIが実用化目指す筋トレ支援アプリ
対応するトレーニングは31種類
KDDI総合研究所(埼玉県ふじみ野市、中島康之所長、049・278・7441)は、スマートフォンで撮影した筋力トレーニングの映像を人工知能(AI)が分析し、改善点を音声などで教える技術を開発した。AIがスクワットなどの回数を数えるほか、膝の曲がり具合も認識し、トレーナーのように指導する。ジムに通わず効果的に体を鍛えられる点を訴求し、スマホアプリケーション(応用ソフト)として2019年度の実用化を目指す。
新たに開発した技術「宅内行動認識AI」は、筋トレ映像から、骨格間の角度の時系列変化を認識する。スクワットをする際、膝の角度が基準値より曲がっているか、膝がつま先より前へ出ているかをチェック。利用者はスマホで撮影しながら筋トレをすると「太ももを、床と平行にして下さい」といったアドバイスを瞬時にもらえる。スクワットなど全31種類のトレーニングに対応、それぞれ2―3種類のアドバイスを用意した。
経済産業省によると、健康志向の高まりを受け、筋トレなどができるフィットネスクラブの施設数が増加傾向にある。時間や場所の問題で施設に通えない人でも自宅でトレーニングできるアプリとして期待を集めそうだ。
新たに開発した技術「宅内行動認識AI」は、筋トレ映像から、骨格間の角度の時系列変化を認識する。スクワットをする際、膝の角度が基準値より曲がっているか、膝がつま先より前へ出ているかをチェック。利用者はスマホで撮影しながら筋トレをすると「太ももを、床と平行にして下さい」といったアドバイスを瞬時にもらえる。スクワットなど全31種類のトレーニングに対応、それぞれ2―3種類のアドバイスを用意した。
経済産業省によると、健康志向の高まりを受け、筋トレなどができるフィットネスクラブの施設数が増加傾向にある。時間や場所の問題で施設に通えない人でも自宅でトレーニングできるアプリとして期待を集めそうだ。
日刊工業新聞2018年10月16日