中小の飲食店に広がるか、顧客が自分のスマホで注文できるシステム

クイーンズジャパンが投入

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スマコミを使用した飲食オーダー
 クイーンズジャパン(東京都中野区、小泉繁樹社長、03・5942・6567)は、飲食店で顧客が自分のスマートフォンで注文できるセルフオーダーシステム「スマコミ」を7日に投入する。1店舗当たりソフトウエア使用料として、1カ月9980円(消費税抜き)。現在は都内を中心に10店舗が試験導入している。中小規模の飲食店を中心に、2023年までに5000店舗での導入を目指す。

 顧客は来店時に2次元コード(QRコード)が印字された用紙を渡される。QRコードをスマホで読み込むことで、画面に表示されたメニューから注文が可能だ。

 同システムはクラウド上で管理する。販売時点情報管理(POS)レジやプリンターと連携させることで、店舗側は全テーブルに対し、注文から会計まで管理ができる。またリアルタイムの売り上げデータの把握もでき、発注管理の効率化にもつながる。

 顧客側の利用メリットは注文ごとにポイントが貯まり、抽選で値引きができる機能も搭載されている。会員登録は必要ない。

 近年ハンディ端末などのオーダーシステムは進化しているが、端末が高価で、中小規模の飲食店では導入に障壁がある。小泉社長は、「ホール業務はオーダーに取られる時間が多い。システムで余裕ができる分、店舗の売りのメニュー説明などコミュニケーション活性化につなげられる」と店舗側の利点を語る。

 メニューの設定なども導入先企業がカスタマイズできるため、外国語対応なども可能。また2019年4月ごろに画像挿入機能の追加、同年内にアプリケーション化も予定している。

日刊工業新聞2018年10月5日

COMMENT

葭本隆太
デジタルメディア局
ニュースイッチ編集長

同社ホームページによると、これまでのPOSレジセルフオーダーシステムは、ハードウェアやソフトウェア、設置や設定などで約500万円の投資が必要とされていたそうです。そう考えると、月1万円以下はかなり割安といえそうです。

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