おすすめ観光地はこちら…JR東が実証する“おもてなしエンジン”

NTTコムウェアが開発

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 NTTコムウェアは、利用者の属性や現在地、時間帯に応じたおすすめの観光地や店舗、交通情報などをスマートフォンに配信する「おもてなしエンジン」(仮称)を開発した。JR東日本が中心となり10月末まで海浜幕張駅とZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)周辺で同エンジンを用いた実証実験を行う。観光客への情報提供で地域活性化につなげたい自治体、鉄道事業者など向けに2019年度の実用化を目指す。

 「おもてなしエンジン」は自治体や鉄道会社のスマホ用アプリケーション(応用ソフト)の一機能としてユーザーが利用できるようにする。自然が好きな30代の男性が18時に海岸近くで、地元鉄道会社のアプリから「おもてなしエンジン」を起動させると、利用者の属性や現在地、時間帯を認識した上で、周辺の夕日スポットや最寄り駅の時刻表、地元の居酒屋という利用者が好みそうな情報を表示する仕組み。

 昼間はランチ用飲食店やカフェなど時間帯や場所に応じて配信する情報が変わるほか、各店舗の混雑状況も画面に表示。人工知能(AI)が利用データを深層学習することで、よりユーザーの好みに合った情報を配信できるようになる。

 NTTコムウェアはオープンイノベーションによるモビリティー(移動)変革を目的にJR東日本が設立したコンソーシアム(企業連合)に参加している。
 

日刊工業新聞2018年9月13日

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実証実験では、専用ウェブサイトで「家族」「女子友」「会社の同僚」など誰と行動しているかという問いに答えると、時間帯や現在地に応じてZOZOマリンスタジアム周辺のおすすめ店舗やイベント、JRの運行案内などを表示する。 (日刊工業新聞社・水嶋真人)

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