いくつ載せたか重さで判断、ピッキング管理も無人搬送車にお任せ

富士通が物流倉庫向け

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AGVは市販の白いテープを認識して進む。作業者の後ろをついていくように指示もできる
 富士通は物流倉庫向けに、商品を取り出すピッキング作業の管理機能を備えた無人搬送車(AGV)を2018年内に発売する。作業者が棚から商品などを取り出しAGVに載せると、荷台に設置した重量センサーが必要な分を乗せ終わったか検知する。初期投資の負担があるデジタルピッキングシステムを入れなくても、取り出す数を間違えるといったミスを防げる。頻繁に配置が換わる倉庫にも向く。消費税抜きの価格は約300万円。

 富士通はAGVに前方カメラを搭載した。AGVを導線上に誘導する主流の磁気テープを貼る必要がなく、市販の白いテープを認識して進む。障害物が目の前にあれば止まる。白線上にない場所へ移動する時は、AGVが作業者の後ろをついていくような指示もできる。

 ピッキング対象物を荷台に載せると、重量センサーが検知しAGVが移動する。この仕組みにより棚からの取り出し忘れを防ぐ。取り出す数の間違いも減らせる。

 AGVは無線LANのWi―Fi(ワイファイ)を使い、富士通の倉庫管理システムと連動して動く。このほか、白線上に一定間隔で無線識別(RFID)タグを設置すれば、AGVの居場所も分かる。

日刊工業新聞 2018年9月19日

COMMENT

梶原洵子
編集局第二産業部
記者

重さを量るというシンプルな仕組みを使ったところがおもしろいです。

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