三菱重工、「MRJ」子会社に2000億円追加投入
開発加速へ
三菱重工業が、国産小型ジェット旅客機「MRJ」の開発子会社三菱航空機(愛知県豊山町)に、2021年3月期までに2000億円程度の資金を追加投入することが明らかになった。三菱航空機はMRJの開発遅れで18年3月期末に1100億円の債務超過に陥っている。
19年3月期に1200億円を投入して債務超過を解消し、残りを開発費に充てる。このほど三菱重工業が公表した統合報告書に記載した。20年半ばの量産初号機納入に向け、「開発という面では出口が見えつつある」(小口正範副社長)とした。
19年3月期に1200億円を投入して債務超過を解消し、残りを開発費に充てる。このほど三菱重工業が公表した統合報告書に記載した。20年半ばの量産初号機納入に向け、「開発という面では出口が見えつつある」(小口正範副社長)とした。
日刊工業新聞2018年9月17日