コカ・コーラ、女性が働きやすい製造ラインの構築すすめる

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多摩工場の第5号ラインに勤務する女性社員
 コカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区、吉松民雄社長、03・6896・1707)は、女性などが活躍できるユニバーサルデザイン(UD)の製造ラインの環境づくりを進めている。これまで男性中心だった製造現場を、性別にかかわらずに作業できるようにする。第1弾として同社の多摩工場(東京都東久留米市)に女性が操作できる製造ラインを設置し、対応を始めた。今後、新・増設する製造ラインにUDの考え方を取り入れていく考えだ。

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンは2017年夏に多摩工場に、ボトル缶のコーヒー「ジョージア」を生産する第5号ラインを設置。同ラインを女性が操作できるように工夫している。

 その一つが製造製品の切り替えで必要になる型替え作業の負担軽減だ。重量部品が多いため、部品で必要のない箇所の強度を維持できる範囲で肉抜き加工を施した。大型の部品は分割できるようにし、女性が持ち運びできるようにした。

 また、女性の体格を考慮し、必要な箇所にステップを設置して、高い位置の操作をしやすくしたほか、検査台や棚を低い位置に設計している。現在、第5号ラインには女性社員4人を配置。最大4交代で製造作業に加わっている。同ラインは1分当たり600―800本のボトル缶を製造する比較的高生産の能力を持つ。

 同社は女性社員を間接部門だけに配属していくことは難しいとしており、製造部門でのダイバーシティー化の推進に取り組む。今後、京都工場(京都府久御山町)と熊本工場(熊本市南区)にそれぞれペットボトル製品の製造ラインを増設する計画。これらにUDの設計を採用することも検討している。

日刊工業新聞2018年9月18日

COMMENT

今後、よりダイバーシティをすすめるなら、多言語対応(もしくはノンバーバルでいける)なども整うといいですね。

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