【60分で組み立て】日本製の茶室はいかが?
海外富裕層へアピール
宍粟(しそう)住建(兵庫県姫路市、岡本博文社長、079・237・4926)は、組み立て式茶室「清香庵=写真」の輸出を始めた。香港などで日本の文化に高い関心を持つ富裕層向けに販売する。消費税抜きの価格は輸送費と施工価格を含めて300万円から。
茶室は畳や内壁などすべて日本製の材料を採用した。大きさは2畳で「日本人でなくても、現地の職人が2人いれば60分で組み立てできる」(岡本社長)。ふすまに貼る唐紙などは顧客の要望に合ったものに変更が可能。
現在、香港のカフェ内に展示されている。組み立て式だけでなく本格的な茶室の輸出にも対応し、こちらは11月に依頼主が所有する中国広東省の別荘で施工する。
茶室を輸出する国内の同業他社もいるが、同社は富裕層のニーズに対応することで差別化できるとみている。岡本社長は「日本の建築文化だけでなく、施工技術の高さも知ってもらいたい」とする。
茶室は畳や内壁などすべて日本製の材料を採用した。大きさは2畳で「日本人でなくても、現地の職人が2人いれば60分で組み立てできる」(岡本社長)。ふすまに貼る唐紙などは顧客の要望に合ったものに変更が可能。
現在、香港のカフェ内に展示されている。組み立て式だけでなく本格的な茶室の輸出にも対応し、こちらは11月に依頼主が所有する中国広東省の別荘で施工する。
茶室を輸出する国内の同業他社もいるが、同社は富裕層のニーズに対応することで差別化できるとみている。岡本社長は「日本の建築文化だけでなく、施工技術の高さも知ってもらいたい」とする。
日刊工業新聞2018年8月23日