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AI時代の弁理士に必要なのは専門コワーキングスペース?

Toreruが東京・二子玉川に開設
AI時代の弁理士に必要なのは専門コワーキングスペース?

知的財産を扱う人材向けのコワーキングスペース

 Toreru(東京都世田谷区、宮崎超史社長、03・5797・9921)は9日、東京都世田谷区二子玉川に、弁理士をはじめとする知的財産を扱う人材向けのコワーキングスペース(写真)を開設した。情報交換を行うほか、弁理士を目指す受験生のサポートも行う。使用料は無料。コミュニティーの形成を目指す。

 二子玉川にある同社の旧オフィスをコワーキングスペースに改装した。40平方メートルの空間に、12席を用意。Wi―Fi(ワイファイ)のほか、ホワイトボードなどの設備も整えた。

 利用資格は知的財産に関する仕事に就いている人や弁理士を目指す受験生。各企業の知的財産部勤務の会社員や弁理士による情報交換の場をつくり、コミュニティーを作りたい考えだ。

 宮崎社長は「書面作成などの手続きは、人工知能(AI)やクラウドで簡単になる。弁理士の仕事は正確な書面作りから、専門性の高い部分へと変化しつつある。今後、情報交換と研究が重要になる」としている。

 同社はAIを使って商標登録を低価格かつスピーディーにしたサービス「Toreru」を展開している。
日刊工業新聞2018年8月10日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
Toreruは2017年に設立。文中で紹介されている「Toreru」は4000人の利用登録者を持つそうです。

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