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「軽」世帯普及、最高更新も伸び鈍化

「軽」世帯普及、最高更新も伸び鈍化

全国軽自動車協会連合会公式動画より

 全国軽自動車協会連合会(全軽協)のまとめによると、2017年12月末時点の100世帯当たりの軽自動車の普及台数は前年末比0・01台増の54・35台だった。過去最高を更新したが、伸び率では前年比0・05台増の16年末実績を下回った。軽自動車の保有台数の頭打ち感が強まる一方、核家族化や女性の社会進出で世帯数が増えたことが要因と見られる。

 全軽協が、総務省調べの「住民基本台帳世帯数」(18年1月1日現在)と、国土交通省調べの「自動車保有車両数」(17年12月末現在)を基に軽自動車の世帯当たりの普及台数を算出した。
             
日刊工業新聞2018年7月31日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
都道府県別で普及率が高いのは佐賀県、鳥取県、長野県の順。一方、低かったのは順に東京都、神奈川県、大阪府。地元の石川県は34位と意外と低い。お隣の福井県が6位、富山県が12位と北陸でも差が。

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